屋根の訪問営業に要注意!悪質業者からの被害を防ぐには
こんにちは!
外壁&屋根リフォーム専門店のアークスです。
近年、“屋根の悪質な訪問営業”がとても増えています。
“国民生活センター”の最新の集計データによると、
訪問販売によるリフォーム工事での相談件数が、
2020年の8,786件から、2022年では10,076件と年々増えており、
多くの方がこれらのトラブルについて相談窓口へ連絡していることがわかります。
リフォーム工事の中でも、
普段確認することができない部分でもある「屋根」は、
悪質な業者にとって“嘘をつきやすい”、“不安を煽りやすい”部分でもあり特に注意が必要です。
たとえば、
・「屋根が剥がれているから修理したほうがいい」などありもしない嘘をついて不安を煽る
・点検を装って屋根に登り、屋根を壊してあたかも壊れていたかのように指摘する
など悪質な手口による被害も実際に発生しています。
また、屋根の不具合は“緊急性が高い”場合がほとんどであるため、
実際にこのような悪質な手口であっても「早くどうにかしないと」という“焦り”の感情によって、
気づかず信じてしまうことも少なくないのが現状です。
悪質業者のよくある手口と見分け方
やたらと不安を煽る
・「今すぐリフォームしないと危ないですよ」
・「屋根の修理を急いでしないと大変なことになりますよ」
・「このままだと雨漏りする」
など、
“根拠のない不安”を煽る業者には注意しましょう。
実際にこのような言葉をかけられると誰しも「本当にそうなのかも」と気になってしまうものです。
そして、この時に必ず心がけておかないといけないことがあります。
それが“絶対に業者を屋根に上がらせないこと”です。
悪質業者の場合、「無料点検」など、
何かしらの理由をつけて屋根に上がろうとするケースが多発しています。
屋根に登らせてしまうと、お客様の見えないところで
「屋根を壊す」「板金の固定する釘を抜いて板金をめくる」など、
あたかも以前から屋根に不具合があったかのように見せかける悪質な行為を行う悪質業者もいるので注意が必要です。
とにかく契約を急がせたり、やたらと値引きをする
「本日ご契約いただけるならお安くできますよ」など、
数十万の値引き等を理由に契約を急がせてくる業者にも注意が必要です。
また、「150万円のところ80万円」など、
あまりにも大きな値引きをする業者にも注意が必要です。
もともとの価格自体が“値引き”を前提とした適正価格ではない可能性があります。
そもそも、
「サービスの価値」や「信用」がある会社であれば、
無理に押し売りしたり、極端な値引きをする必要がありません。
火災保険の悪用
・「火災保険を使えば無料でリフォームを行えます」
・「必ず保険金が出るから工事を行いましょう」
このように業者が“100%保険金がおりる前提”で話を勧めてくる場合も注意が必要です。
火災保険とは、その名の通り“住まいが火災の被害に遭った際の損害を保証する保険”ですが、
他にも、風災、雪災、水災、盗難による損害なども補償の対象になります。
屋根もこの保証の対象であることから、一見何の問題もないように感じると思います。
しかし、問題はその業者が“100%保険金がおりる前提”で話している点にあります。
そもそも、“保険適用の判断”は、
工事を行う施工業者ではなく保険会社や保険鑑定人であるため、
保険金がおりるかどうかの保証はありません。
そのため、このような業者の話を信じて工事を行ってしまうと、
保険金が出なくてもお金を請求されるので注意してください。
さらに、火災保険の申請はお客様名で行われるため、
場合によっては、虚偽の火災保険の申請を行ったこととして“保険詐欺”に加担してしまう危険性もあります。
この火災保険によるリフォームトラブルはこの10年間で右肩上がりに伸びており、
国民生活センターに寄せられる詐欺やトラブルに関する相談件数はなんと“20倍”増えています。
このような被害に遭わないように、
火災保険に関する正しい知識を持っていただくことがまずは大切になります。
被害にあわないための対策
“怪しい訪問販売の場合”の断り文句を用意しておく
万が一、悪質業者が訪問してきた場合に、
“その場の営業に押し切られないための断り文句”をあらかじめ用意しておくことが非常に重要です。
まず、悪質業者は「この人は騙しやすいか」ということを判断するために、
「話を聞いてくれるか」という点を見ています。
なぜなら、「話を聞いてくれる=警戒心が低い」という一つの判断材料でもあるからです。
そのため、“断り文句”を知らずに悪質業者の話を聞いてしまうと、
「契約させよう」として長く居座られてしまったり、
しつこく営業される可能性もあります。
すぐに対処できるように断り文句を用意しておきましょう。
「お断りします」
→「お断りします」と“強い姿勢”を見せることで、
相手に“隙がない人”という印象を与えることができます。
「身内に安くやってくれる修理業者がいるので結構です」
→でまかせでもいいので“身内に安く修理してくれる人がいる”ことを伝えるのも一つの有効な手段です。
この断り文句によって、
・“同業種の身内がいるということは悪質な手口がばれる危険性がある”
・“安くできるということはそもそも営業しても利益が少ない”
という印象を相手に与えることができます。
「お名前と会社名をお聞きしてもよろしいでしょうか」
→相手の話が進む前にまず“相手の身分”を聞くことは非常に重要です。
悪質な業者の中には、ハウスメーカーや公共機関のフリをして嘘をつく場合もあるため、
ここで重要なポイントは“徹底的に身分を聞く”ことです。
まずは、徹底的に身分を聞き、
できることならその場でインターネットなどで検索して調べるなどするのも効果的です。
仮に悪質業者であった場合、身分を詳しく聞かれたり詮索されることを避けようとします。
安心できる会社とわかるまでは会話を進めないようにした方が安心です。
その場では絶対に屋根に登らせない
“その場で屋根に登らせない”ことは非常に重要です。
なぜなら、悪質業者の場合、
屋根の上で瓦や板金などを自ら壊し、以前から壊れていたかのように見せかけることで
・「早く直さないと大変なことになりますよ」と屋根リフォームを要求する
・「修理しておきました」と高額請求をされる
などの悪質な工作を行う可能性があるからです。
仮にその訪問業者の雰囲気や会話の内容が良くても、
一旦は帰ってもらうようにしましょう。
名刺をもらって会社名をインターネットで検索する
訪問営業が来たらまず必ず“名刺”をもらうようにしましょう。
悪質業者の場合、前述の通り“身分を追求されること”を非常に嫌います。
・名乗らない
・会社名を明かさない
・名刺を渡さない
など、少しでも身分を曖昧にしようとしている様子が伺える場合、
仮にその訪問業者の感じが良くても安易に信用しないようにしましょう。
名刺をもらえた場合はすぐにインターネットで検索して、
「本当にある会社なのか」「実績がしっかりとある会社なのか」「口コミの内容・評判はどうか」
などをしっかりとチェックし、信用できる業者なのか見極めましょう。
万が一被害にあってしまった場合の対応策
クーリングオフを行う
クーリングオフとは、
消費者が契約を申し込んだり締結したりした場合でも、
法律で決められた書面を受け取った日から数えて“8日以内”であれば、
消費者は事業者に対して申込みの撤回や契約の解除ができる制度のことです。
通常、このクーリングオフが行える期間は“8日間”ですが、
事業者が、
・このクーリングオフに関する説明をしていない
・事実と違うことを告げている
・威迫したりする
などの場合は期間が延長されます。
また、クーリングオフを行う際は、
・後々のトラブルをさけるために書面・電子問わず必ず記録や証拠を残しておく
・専門窓口への相談(消費者ホットライン188・住まいるダイヤル0570-016-100)など“第三者”への相談も併せてしておく
などの対応も併せてしておくことが重要です。
ここで一つ注意しておかなければいけないことは、
Webやテレビコマーシャルなどを通じて業者を呼び出した場合は“訪問販売”ではなくなるため、
クーリングオフが適用されなくなることです。
近年では、悪質な訪問販売業者がテレビコマーシャルをする事例も増えてきていますので、
とにかくすぐに契約しないことを心がけましょう。
もし、飛び込み営業・訪問販売による悪質業者の被害にあってしまった場合は“早めの行動”がとても重要です。
少しでも“怪しい”と感じたらすぐに行動して、被害を事前に防ぎましょう。
安心して任せられる優良業者の見極め方
実績が豊富
実績が多い会社ほど知識や経験が豊富で、「多くの人に選ばれている=安心できる業者」である可能性が高いです。
また、多くの人に利用されている分口コミなどを通じて、実際にサービスを利用した人の声も参考にできるため安心です。
しつこい営業がない
悪質業者の場合、
・「今日決めてくれたらお安くできます」
・「すぐに屋根に登って点検させてください」
など、あの手この手で売り込もうとします。
インターネットで調べる
優良業者かどうかを見極めるうえで、
“インターネット検索”はとても有効な手段です。
優良業者の特徴は、
・インターネットで、「屋根修理 〇〇(地域名)」で検索する
・会社のウェブサイトに、住所・電話番号・代表者名・創業年が明記されている
・保有資格(屋根診断士など)が明記されている
・過去の施工事例・費用の目安が分かる
・従業員の顔写真がある
などが挙げられます。
相見積もりの重要性
屋根リフォームを依頼するうえで“相見積もり”を取ることは非常に重要です。
相見積もりを取ることによって、
・相場がわかり、高すぎる・安すぎる業者に依頼しなくなる
・「相見積もりを取って検討している」と伝えることで、検討の時間ができ、価格競争が発生する
・業者の対応や調査の丁寧さなどを見て、どこに任せたいかを判断できる
などのメリットがあります。
複数の業者から費用やサービス内容などを比較・検討することができるため、
不利な契約や納得のいかない契約をしてしまうリスクを防ぐことができます。
※注:ここでいう「高すぎる・安すぎる」は相場での“一表現”であり、
業者選びは「金額」だけではなく「中身」をしっかりと見て“総合的な観点”から判断することが大切です。
例えば、金額が安くても、
・よく見たらグレードが低い塗料を使用していた
・付帯部等の塗装が入っていなかった
・項目が「一式」単位で後になって追加料金が発生してしまった
など、
「工事が終わったら割りに合わない内容だった」「追加工事で結果、高くついてしまった」
といった場合があります。
そのため、金額はあくまで“一判断基準”として捉えて、「内容」をしっかりと確認して判断するようにしましょう。
アークスではドローン資格保持者が調査
アークスでは、ドローン資格保持者がドローンを使って屋根点検を行います。
ドローンを使った屋根点検によって、お客様は屋根に実際に登らなくてもご自宅の屋根の状態を詳しく知ることができます。
↓実際のドローン資格取得の研修風景
アークスの実績
こちらが実際にドローンで撮影した屋根の写真です。
画質も問題なく撮影することができます。
いかがでしたでしょうか?
近年では自然災害の後、屋根の訪問営業が急増しています。
それに伴い悪質業者による被害や相談もとても増えています。
もちろん、全ての訪問販売会社が悪質というわけではなく優良な業者さんも多くいます。
上記のご説明したことを参考に、
「しっかりと自分自身で“見極める”こと」
これが私たちが何よりも伝えたいことです。
この記事で紹介した悪質業者の手口や対策方法をしっかりとご自身で把握し、
実際に被害にあわないように未然にトラブルを防いでいきましょう!
屋根のことなら“実績”と“信頼”の豊富なアークスに是非お任せください!!
まずはどんな些細なことでもお気軽にご相談ください!!
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今後も、屋根に関する記事を随時掲載して参ります\\\\٩( ‘ω’ )و ////!!!!
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今回の記事での引用元リンク
https://www.yaneyasan13.net/こんな営業トークに要注意
https://yuko-navi.com/roof-visit-business
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